街を見下ろす展望鏡

ビックリするような偶然は、海を越えて通じた母親の思い?

 久しぶりに天気に恵まれた先日のこと、所要にひっかけて北海道大学のキャンパス内をPeriscopeでライブ配信してみることにしました。

 桜の開花も始まって、雲ひとつない青空。外を歩きながらのライブ配信には、うってつけの一日でした。

 ソーシャルメディアは、うまく使えば、会ったことがなくても知り合いやあるいは友達と言えるような人たちがたくさんできます。互いに共感できる部分があると、自然とやり取りが始まるからです。

 実は、北大の構内を映しながら、Periscopeを通じて知り合ったあるアメリカ人の母親のことを思い出していました。私がPeriscopeを始めた直後からフォローしてくれているのですが、なんでも彼女の息子さんが、北大で学んでいるとのことでした。

桜の花

 異国で学ぶ息子が住んでいる街からのライブ配信となれば、見たいと思うのが親心ですよね。しかもその母親、私がアメリカ時代に滞在していた場所の近くに住んでいるということもあって、お互いに親近感を覚えた、そんな感じです。

 そんなワケで北大からのライブ、「彼女が見ていればいいのだけれど」と思いながら発信していたワケです。

 彼女からのメールに気づいたのは、家に帰ってからでした。

 なんと、彼女のその息子さんが写っていたというです!「放送開始後、何分ごろにこれこれの服装で・・・」

 リプレイを眺めてみると、私とまともすれ違っていて、ちゃんと顔を確認することができました。まあ、多少ボケていたとしてもそこは母親、自分の子供の姿を見逃すはずはありません。見ていた彼女も驚いたでしょうが、これには、私もビックリです。

 実は、私は「偶然」という言葉は、実はあまり好きではありません。今回のことも、異国で学ぶ自分の子供を気遣う母親の気持ちが通じたんだと考えると、なんだか暖かな気持になりますよね?

 私にとっては、記憶に残るライブ配信になりました。

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