僕は、「なぜ?という視点を持つ」よう努めることが、ボケ防止になるのではないかと思っています。あまりにぶっ飛んでますか?

先週のことになってしまいましたが、アメリカではキング牧師記念日がありました。1963年8月に、20万人もの人々が彼の演説を聴きに、首都のワシントンDCに集まったのだそうな。当時はテレビはありましたが、まさか広告を打って人を集めたわけではないでしょう。インターネットは、もちろんありませんでした。

そんな時代に、何故、その時その場所に、20万人も集まることができたのか・・・?

この出来事を知ったのは、TED で見たサイモン・シネック氏の講演ビデオです。YouTubeにもアップされています(こちら)。ゴールデン・サークルという考え方が世に出たことで有名な講演なのですが、「同じ信念を持った人達は集まるものだ」ということの例として、このキング牧師の話が取り上げられていました。

スピリチュアルな考え方で、「これぞ引き寄せの法則」と言ってしまえば、確かにそうなのですが、僕の頭の中のどこかに疑問符がついたまま残っていたようです。そしてその答えが、ひょんなところから出てきました。

それは、『意識のアンテナ』という考え方です。

先週僕は、山口拓朗さんによる「文章の書き方」のセミナーを受けたのですが、この『意識のアンテナ』という言葉を理解した瞬間に、このキング牧師の演説のことを思い出しました。

情報の伝達という意味では不便な時代にあっても、20万人もの人々が集まることができたのは、『人々の意識のアンテナがキング牧師に向かっていたからだ!』と、ようやく合点がいきました。

意識のアンテナは、自分の考えなり思いなりを言葉に表現することで、立ち上がります。当時は、キング牧師のことを話題にする人が多かったに違いありません。意識のアンテナって、スゴイんです。テレビのアンテナと違って、見たくないものは、ちゃんと除外してしまって、見たいものだけを自然と選んでくれる。なので、アンテナの方向を変えると、まるで異なった風景が目に飛び込んでくるようになります。

例えば、文句や愚痴ばかり口にしていると、意識のアンテナは他人や周囲のあら探しに向かうし、逆に、感謝を常日頃から表現しているなら、アンテナは相手の長所や自分が恵まれていることに、自然と向いているわけです。

この違いはあまりにも大きい、そんなふうに思います。