『異文化スタイル』へようこそ!

『アイヌ学入門(講談社現代新書)』という本を読み始めたら、冒頭部分で素晴らしい一節に出会いました。

それは、世界を単一化するようなグローバリズムでもなく、かといってかたくなに自分たちの民族や伝統を絶対視するでもない、その中間があってもいいのではないか、という問いかけです。

目が覚める思いでした。

その一節をお借りして、今では私は、以下のように考えています。

『異文化と遭遇したら、それを自分と混ぜてみることで、相互理解と相乗効果の道が開ける。』

この考えを延長していくと、身近なところでも、普段の人付き合いにも大きく影響するのではないでしょうか?「この部分が嫌い」を「その人の文化のほんの一部分にすぎない」と捉え直すと、なんだか随分とスッキリとしてきますし、お若い方々の文化もちょっとは取り入れてみようかな、と思えてきます。

ま、トシを取るというのは、こういうことなのかも知れませんが、ね(笑)

カタカナ言葉

エンゲージメントと引き寄せの法則

エンゲージメントというカタカナ言葉を最近よく目にするようになりました。

英語の発音をそのままカタカナで置き換えてしまうのは、それは、その言葉の意味を表現する日本語がないからですが、engagement を英和辞典で意味を調べてみても、さらに分かりにくくなったりします。何かの概念的なことが、カタカナで置き換えられて日本語として使われている場合は、ほとんどがそうだと思います。こういう場合は、英語の辞書(英英辞典)で、その言葉の定義を調べるしかありません。

私なりにengagementの意味を強引にまとめてみると、「自らが積極的に人と関わる行動で、何かの目的に向けて、場合によってはある種の責任感を伴うような一線を越えるもの」となります。分かりやすい例は、engagement ring(婚約指輪)でしょう。婚約となると、結婚に向けて大きな責任を伴うという意味で、一線を越えることですよね?

アプリのロール・アウトは、異文化か?

洋物系のソーシャルメディアのアプリを使っていると、ロール・アウトという言葉を目にすることが多いのではないでしょうか。「新機能のロール・アウト開始」みたいな感じで、使われています。調べてみるまで知らなかったのですが、ロール・アウトというのはマーケティング用語なのですね。日本語の訳語としては「本格展開」という言葉を充てることが多いようです。

現在の情報処理の多くは、分散処理という考え方でシステム全体が構成されています。以前は、大型汎用機(メインフレーム)ひとつで、ドカンと処理を行う方式が主流でしたが、現在は小さなものをたくさんつなげて、分担して仕事をさせているわけですね。なので、一部のサーバーが担当するエリアでテストしていたものを、つながっている他のサーバーに広げるのがロール・アウトなのです。こう説明すると、この言葉の語感がなんとなく伝わると思います。

で、このロール・アウトで最近気になっているのが、フェイスブックです。