『異文化スタイル』へようこそ!

 インターネットが普及したおかげで、私たちは日々、様々な考え方や自己表現に接することができるようになりましたし、自分でも発信できるようになりました。

 発信する手段も、文章だけではなく動画や音声まで、よりどりみどり状態。そしてそれらを通してダイレクトなやりとりが、いとも簡単にできてしまいます。

 少し前のことになりますが、『アイヌ学入門(講談社現代新書)』という本を読み始めたら、冒頭部分で素晴らしい一節に出会いました。

 それは、世界を単一化するようなグローバリズムでもなく、かといってかたくなに自分たちの民族や伝統を絶対視するでもない、その中間があってもいいのではないか、という問いかけです。

 目が覚める思いでした。その一節をお借りして、今では私は、以下のように考えています。

 『異文化と遭遇したら、それを自分と混ぜてみることで、相互理解と相乗効果の道が開ける。そもそも文化とはその営みの果てしない繰り返しで、その結果は、ハッキリとした境界線ではなくて、むしろグラデーションである』
 
 この考えを延長していくと、身近なところでも、普段の人付き合いにも大きく影響するのではないでしょうか?「この部分が嫌い」を「その人の文化のほんの一部分にすぎない」と捉え直すと、なんだか随分とスッキリとしてきますし、お若い方々の文化もちょっとは取り入れてみようかな、と思えてきます。

 ま、トシを取るというのは、こういうことなのかも知れませんが、ね(笑)

Yearly Archives: 2016

第20回 異文化メディアと~く

年末になりました。

ご挨拶を兼ねて、ライブ動画配信のこの1年間の動きをまとめてみましたので、こちらにもシェアしておきます。

今年1年間のサポート、ありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

ビデオは16分程度です。

 

 

 

スマホとSIMと、異文化と。

By |12月 20th, 2016|テクノロジー|0 Comments

その昔、電話は電話会社からレンタルするものでした。電気店で好みのデザインの電話を買うことができるようになったのは、電話がダイヤル式からプッシュ式(懐かしい言葉です)に替わって暫く経ってからのことです。覚えている方は、僕の年代に近いと思います(笑)。

携帯『電話』も、電話会社から買うしかありませんでした。電話会社の数が増えて、選ぶことができる携帯電話の種類も増えましたが、売っているのは電話会社です。

この状態が、スマホになって変わり始めたのはご存じでしたか?

スマホは、電気店で『どの電話会社とも関係のないもの』を買うことができるようになりました。そしてそれをきちんと設定すれば、コンビニなどで提供されているWiFi接続を通して、メールのやりとりをしたり、ツイッターでつぶやいたりといったことができるようになります。この場合、電話会社のお世話になることは一切ありません。通信料は無料ということになります。つまり電話として使わない使い方ができるようになっているのがスマホなので、電話会社が独占的に販売するということは本来おかしなことなのです。実際に、フィリピンの知人に尋ねてみたところスマホはこの状態で、つまり電話としては使えない状態で販売されている、ということでした。

いかがですか?異文化のニオイがしますね(笑)。で、ハナシは続きます。

スクショをめぐる混乱?

ソーシャルメディアのプロフィール欄に自分の写真を掲載している人は、日本では、まだ少数派かもしれません。でも仕事がらみでソーシャルメディアを使っている場合には、すでにリアルで会っているか、あるいは将来会うことを想定してのこと(というかそれが目標)ですから、写真を掲載することに消極的な人は今では少数派かも知れません。

アメリカでの話題なのですが、先日、インスタグラムの仕様変更をめぐって、ちょっとした騒ぎがありました。

顔認識機能?インスタグラムには、日々の出来事などを時系列で動画や写真をアップすることができるストーリーという、比較的新しい機能があるのですが、このストーリーにアップされた動画のスクショを撮ると、撮ったことが動画を掲載した本人に通知されるようになった、と誤報が流れてしまったのです。同様の機能を提供しているスナップチャットでは、こちらは最初から、スクショを撮ると撮られた本人に通知が行くようになっています。

この違い、みなさんどう思われます?

ストーリー機能では、自分の姿を写している人が多いので、スクショを撮られるというのは、あまり居心地の良いものではありません。そのあたりを含めて、あちらこちらで、いろいろな投稿が流れて、いい意味でディスカッションになっていました。でも僕が気になったのは、撮ったスクショを何に使うのだろう?ということです。