Skype通訳の登場で、語学の学習は不要になるのか?

 私のパソコンはまだWindows8.1のままなので、パソコンを立ち上げる度に、「10 にアップグレードしませんか?」というメッセージが表示されます。通常の更新ではなく、アップグレードなので、もちろんすぐにはやりません。

 私と同じように考えている方が多いと思いますが、こう何度も繰り返されると、ちょいとうるさいですよね(笑)。

 で、そのWindows10に関して、オモシロイ、というか気になるニュースが流れてきました。Skypeに通訳機能が付いてくる、というのがそれです。

 英語・スペイン語間ではすでに試験運用が行われているという事は私も知っていましたが、プロモーション用のこのビデオ、夢があってイイです。公式サイトによると、対応言語は、英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語に加えて中国語も入っています。

スカイプ通訳登場

 実は、機械「翻訳」については、オラも twitter の英語用アカウントで普通に使っています。

 英語以外のつぶやきは、クリックで英語に翻訳するように設定しているのですが、とても便利だし、感覚的にですが、かなり使えると思っています。そう感じる理由は、意味不明の訳文が、あまり出てこないからです。

 あ、でもたまに変なのありますよ。でも、そういうのは読み飛ばしてしまいます。twitter なんだから、それで十分です。

 以前に、英語ではなく日本語に訳出するようにテストしてみたことがあったのですが、対日本語はまだまだのようでした。でもこうなってくると、ヨーロッパ言語間に限れば、あとは音声の聞き取りの問題だけで、機械通訳が出てくるまでにそんなに時間はかからないだろうとは思っていましたが、ついに登場したのですね!

 日本語が対応言語に入っていないのは、はやり特殊な言語だからなのだと思います。日本語は「てにおは」が重要で、言葉の順番はあまり重要ではないですし、男性と女性で使う言葉が異なりますし、話す相手と状況によって、使う言葉が異なります。日本語のような言語は、ほかにはあまりないのだそうです。

 そうはいっても、いつかは日本語対応になるのでしょうね。

語学の勉強は不要になるのか?

  ん?これで学校で英語を勉強しなくても良くなるって?

 確かに、今はパソコンですが、そのうちにスマホでもOKということになるでしょうから、そうなると、インターネットへの接続さえ確保できるなら、旅行中に困るようなことはなくなりそうです。

でも、だから外国語の習得は不要になるというのは、ちょいと勿体ないと思います。

  私は、語学を学ぶことは思考の違いを学ぶことだと思っています。

 例えば日本語には、「いただきます」とか「よろしく」とか、英語になりにくい言葉がありますが、これは逆も同じで、日本語になりにくい英語もあります。

 このことは、普段の会話の中にさえ、「お互いに伝え伝わること」に差があるということを意味しています。

 そうした違いを知り、自分に取り込むには、体験的に学び取ることから始めることはできても、機械だよりでは、できないように思うのです。

 みなさんは、どう思いますか?

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